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佐和山城

先日、佐和山城址を登城してきました。

麓に5層の佐和山城天守の模型があります。

佐和山城は1600年に城主・石田三成が関ヶ原の戦いに敗れたことで、徳川軍の攻撃を受け落城しました。


その後は徳川四天王の一人・井伊直政が入城しましたが、大坂方(豊臣)の牽制のために新たに彦根城築城に取り掛かり、嫡子直継の代で完成した彦根城に移ったため、佐和山城は廃城となりました。


1~2枚目が現存する石垣。

佐和山城の石垣は麓にある清凉寺や龍潭寺、また彦根城などに転用されましたが、それ以外は壊されてしまったため城は現存していません。残っているのは石垣などのわずかな遺構のみです。


3枚目は(分かりにくいですが)堀になっていて、攻めてくる敵を上から攻撃できます。


頂上からは近江八景の琵琶湖や関ヶ原合戦後石田三成が敗走した伊吹山、そして彦根城が見えます。


佐和山城址までの道のりはかなり険しく…、基本整備されていない急こう配の山道を歩きます。あとかなりの確率でサルに遭遇するみたいです(奇跡的に私が登っている時には見かけませんでした)。これから登城される方はお気を付けて。


現存している城の圧倒的な出で立ちを見るのも楽しいですが、わずかに残る遺構を見つけてそれに思いを馳せるのもまた素敵な体験だな~と改めて感じました。


最後に、顕彰会により建てられたちょっとイケメンすぎない…?な石田三成公像載せておきます。


おしまい

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